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一年でもっとも過ごしやすいといわれる五月となりましたが、今年はいささか不順な天候続きで戸惑ってしまいます。

さて、市民塾主催の「四日市公害学習実践交流会」いよいよ動き出しています。4月18日に10名が集まって準備会をもち、これからのスケジュールを決めました。その上で、これまで「語り部」参加の公害学習経験の小学校(42校)に案内状を送りました。開催は6月26日(土)ですから、一ヶ月半ほどありますが、ぜひ多くの方々に参加いただいて実り多い交流会にできればいいなと思っています。

四日市市と同教育委員会の「後援」ももらえましたので、現場からの実践を積み上げることによって「四日市公害学習」を築いていきましょう。なお、教員以外の方のご参加も歓迎します。

市民塾通信「こちら市民塾」№4

本日は24日。四日市公害訴訟判決の1972年7月24日にちなんでの発行です。今年の7月は38周年ということになります。市民塾も立ち上げ以来14年目に入り、「語り部」活動と資料保存を二本柱にして大きな成果を上げてきていると思います。HPもリニューアル以来アクセス数は増加傾向にあり喜ばしい限りです。

 さて、先日の投稿記事で四日市市発行の「のびゆく四日市」の改訂版について触れられています。一年前の改訂に比べ8ページ建てという編集で大幅増となっています。企業の加害と被害者そして裁判にも触れられており「前進」といっていいでしょう。

 このことと並行して四日市市では面白いことが進行しています。既に4月14日の新聞(中・毎・読・伊)で報じられましたからご存じの方も多いかと思いますが、四日市市長が記者会見で、「東京に赴き文部科学省と教科書協会に要望書を提出した」と発表しました。概略は次の通りです。

 たしかに四日市公害はなくなったわけではなく、患者は存在するし改善の努力を怠ってはいけない。しかし、現行の小中学校の主要教科書には四日市市に関する記述が「公害のまち」という視点でとどまっている。このままではイメージが固定化され改善の過程が認識されない。是非、改善に向けた努力や行政・企業の活動及び「青空のもどった」現状にも触れてほしい。「正しい社会的認識が深まるような記述」を加えてほしい。

 というわけです。皆さんはどのように受け止められますか。「のびゆく四日市」の改訂と市長の要望。そもそも、内容はともかく市長がこうした要望を提出するというのは他に例をみないのではないでしょうか。いろいろと感じるところはあるのですが、今回は報告にとどめておきます。

 学校現場の教育は基本的には日々子どもたちと直接に接する教師の責任にです。四日市公害とどう向き合うのかは「実践」が何より問われることになります。その意味では今、市民塾が計画している「四日市公害学習実践交流会」はとても意味の深いものだと思っています。6月26日、「語り部」が参加した四日市市内外の学校の先生たちに集まってもらって交流会を開きます。さいわい「四日市市」「四日市市教育委員会」の後援もつきました。詳細は追々お知らせします。多くのご参加期待します。

市民塾通信。[テスト中のため日付が前後しています]

「みえ環境活動賞」受賞・表彰式(3月30日 県庁)

昨年秋に応募しこのほど受賞が決まり県庁で表彰式がありました。

027_2010_0330_155016-dscf1249受賞6団体が県庁に集まり野呂知事から木目調の表彰状が渡されました。

審査委員長の朴恵淑(三重大)さんから講評があり、その後各団体からはそれぞれの活動のようすを報告しました。

市民塾は長年の「語り部」活動の実績が認められたわけですが、他のグループに比べるといささか異色でした。しかし、公的にも高い評価を受けたわけですからこれを機会に活動の幅をさらに広げたいものです。

市民塾通信「こちら市民塾」№3

四日市再生「公害市民塾」の大きな仕事の一つは、先日「みえ環境活動賞」を受賞した「語り部」活動ですが、それともう一つ四日市公害資料の保存ということがあります。今年で判決後38年目を迎えるのですが、残念ながら公的にその全資料が整理・保存されているという状態ではありません。しかも確認できる資料のほとんどは当市民塾代表の澤井余志郎氏個人によって作成されたものなのです。

kochira3_2 そのうちの写真資料については昨年、四日市市(市民塾協力)によってデジタル保存(DVD収納)されましたが、書籍や紙資料は未整理の状態のものが多数あります。これについて、市民塾メンバーが今、整理作業に取り組んでいます。本町プラザ6階の「人権センター作業室」の一角を(市の取り計らいによって)借用し、連日悪戦苦闘しています。平均年齢70歳にもなろうかという3人がほぼ連日詰めています。

四日市再生「公害市民塾」通信Re,1(通巻30) 2010年4月10日

昨年度の市民塾の活動は四日市公害写真のデータ保存と「語り部」活動に多忙な時を過ごしました。写真についてはとりあえず1503枚を収録し「解説講座」で多くの皆さんに知っていただくことができました。(写真左 保存写真の解説 3月7日)「語り部」による出前授業も活発で伊賀市・津市など」市外の学校からの要請も多く、また四日市市内にも公害学習の実施校が増えてきました。(写真右 塩浜小学校にて 1月29日)

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1月22日に各新聞が第1コンビナートの主力企業である「三菱化学がデータ改ざん」というニュースを報じました。いうまでもなく「三菱化学」というのは、かつての四日市公害裁判の被告企業である「三菱油化」「同化成」「同モンサント化成」の三者が統合された企業です。社名は変わっても裁判で敗訴となり公害発生源として責任を問われた事実は生きています。2月に入って「市民塾」として「話し合い」「工場内見学」の申し入れをし、交渉の結果3月19日に実現しました。その席で次の5項目の申し入れを行いました。

  1. 一連の改ざん問題についての詳細な資料の公開・提供
  2. 今後こうした事態を起こさないための改善策の提起
  3. 四日市公害裁判における判決内容の全社員への周知徹底
  4. 排水などの検査およびデータ処理などは「子会社」ではなく、第三者的に処理の可能な会社ないし機関にまかせる
  5. 今回の「改ざん」問題について広く市民に謝罪する

これに対して三菱化学からは次のような返答がありました。

  1. 報道発表の資料として13枚のデータが配布されました。詳細な分析が必要でしょう。
  2. 「環境保全の管理組織の強化」「従業員への教育」などが示されました。
  3. ほとんど社員が裁判以降の入社ということで「周知徹底」どころか資料もない現実。「裁判」については今後社内で伝えていきたいと約束しました。
  4. 明確な返事はありませんでした。
  5. 冒頭に所長から「不適切な処理についてお詫びします」とありました。

決して十分ではありませんが成果は多くあったと思います。「公害裁判」についての学習は企業だけでなく「市民塾」自身も忘れてはならい重要課題だと思います。

市民塾の例会は「第4月曜日、午後6時30分 ・なや学習センターです

市民塾とは

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四日市再生「公害市民塾」とは→こちら