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市民塾通信『こちら市民塾』 №160 (10月8日)
「四大公害病の語り部講話を聴く集い~語り部による伝承会~」
2016 1008001210月1日富山市の県立イタイイタイ病資料館にて開催されました。水俣病資料館(前田恵美子さん)、新潟・環境と人間のふれあい会館(稲垣シズヱさん)、富山イタイイタイ病資料館(大上久彦さん)、そして四日市からは四日市公害と環境未来館「語り部」として伊藤三男。以上4名がそれぞれの思いや体験・現状などを報告しました。
 水俣の前田さんは現在62歳ですが3歳の時に発病、時間が経つにつれて症状が重くなり、今では会話や歩行がスムーズにいかず「支援員」の補佐を得ながらの報告でした。稲垣さんは自らが患者であり小学生に語り継ぐ営みを続けています。また大上さんは祖父が患者であったとのことで、家族全体の苦しみを背負ってこられました。四日市からは四日市公害の特色と資料館の現状などを報告しました。今なお終わることのない「公害」の現実を改めて実感させられました。
 なお会の冒頭で富山の鏡森館長から「四大公害病」という規定について最近、大分の「ヒ素中毒公害」関係者から疑義が出されているとのお話しがありました。確かに「四大」は「公害訴訟」に掛かるわけですから、「公害病」を水俣・新潟・富山・四日市の4件に限定することはそろそろ改める時期に来ているように思われます。
◎ 市民塾10月例会は予定通り15日(土)13:30~ 「じばさん三重」2階活動室です。ご参加お待ちしています。
 

市民塾通信『こちら市民塾』 №159 (9月26日)
第34回 公害犠牲者合同慰霊祭 が執り行われました。
2016 09250013 
月24日(土)10:00~11:00 四日市市営北大谷斎場

・黙祷(故澤井余志郎さんへの追悼も)。物故者名簿奉納。慰霊碑への花束献花。
・田中俊行四日市市長追悼の言葉。故澤井さんへの謝辞も込めて。田中市長は次期選挙には不出馬の意向。惜しむ声が多いのです。
・川村幸康市議会議長追悼の言葉。
・参列者全員による献花。
・若い人からのメッセージ。神長唯四日市大学准教授。「公害を次の世代に伝えて行くのが研究者の役割・・・」
・マンガ家 矢田恵梨子さんからの謝辞。
朝から今にも泣き出しそうな天候でした。ポツリと来ましたが大事に至らずつつがなく終了。
昨年からの1年で亡くなった方11名を加えて合計1046名の方の名簿が納められました。現在もなお374名の認定患者が闘病中であることを忘れてはいけません。参列者約70名。四日市市と「四日市公害患者と家族の会」の共催でした。ありがとうございました。

市民塾通信『こちら市民塾』 №157 (8月25日)
「四日市公害と環境未来館」入館者10万人到達。
2016 08210136昨年3月21日に開館以来1年間で7万人を突破しましたが、この8月19日には10万人に到達しました。4月以降で約3万人ですから1ヶ月で約6,000人。開館一年とほぼ変わらないペースで2学期以降は小学校の研修が増えますので、7万人達成も可能のようです。夏休みと言うことで家族連れも多く博物館のプラネタリウムや企画展との相乗効果もあります。1階はけっこうな賑わいで四日市の「目玉」になっています。
なお、10万人目の入館者は近くの中部西小学校4年生の男子児童、夏休みの課題研究のため母親と共に訪れました。記念品として館長から四日市公害マンガの本『空の青さはひとつだけ』が贈られました。奇しくもマンガの主人公・谷田尚子ちゃんが通っていたのが中部西であり、しかも4年生というのも「イト」のつながりを感じさせてくれます。 
◎『空の青さはひとつだけ』売れ行き好調。重版出来!です。こういった種類の本が初版を完売するのはなかなか難しいのですが、発売以来、出版元(くんぷる)からなくなり、重版に踏み切り「二刷」となりました。全国の書店や通販で購入可能ですが、入手困難お方は直接郵送もできます。ご相談下さい。090-3151-8971(伊藤)まで。
◎市民塾9月例会は17日(土)13:30~です。
◎9月24日10:00より「四日市公害犠牲者合同慰霊祭」詳細は次号で。

市民塾通信『こちら市民塾』 №158 (9月15日)
「四日市公害と環境未来館」に新コンテンツ登場!
2016 09150009 2階四日市公害資料館の映像コーナーに新作が追加されました。これまで「四日市空襲」「四日市公害」「まちづくり」の3部作でしたが、「環境改善のあゆみ」が加わりました。最大の特徴は対象を小学生年代に特化してアニメメーションにしたことです。
 四日市の歴史が四日市港ー工業化ー公害ー改善という流れでまとめられています。もちろん四日市公害訴訟も描かれています。これまで館内には絵本が4カ所設置されているのですが、展示そのもは「小学生にはむつかしい」との評価もあり、新しい試みとなりました。わずか6分弱のため決して十分とはいえませんが、ナレーションの締めくくりが「みんなで考えましょう」と呼びかけているのは、いいことだと思います。
 これを鑑賞して世代間の対話がはずみ、語り継ぎの効果が生まれてくることを期待したいものです。それにしても1,000万円はちと高い!
● 「公害市民塾」9月例会は17日(土)13:30~ 「じばさん三重」2階活動室です。
◎ 今年も「四日市公害犠牲者合同慰霊祭」が開催されます。9月24日土)午前10時から。四日市市営北大谷斎場です。

 

市民塾通信『こちら市民塾』№ 156 (8月12日)
「大気汚染公害の歴史と課題」を学びました。
82016 08080219月7日(日)エコパートナー事業の「市民塾」企画として開催しました。講師は除本理史さん。48コマのパワーポイントを使って、系統立てて説明をしていただきました。
構成は(1)日本の大気汚染公害と四日市公害訴訟 (2)大気汚染訴訟の和解と環境再生のまちづくり (3)公害から福島を考える の3部から成っていました。四日市公害訴訟の意義とそれを継いだ川崎、大阪(西淀川)の取り組みを紹介。さらに福島の原発事故による「地域破壊」と「復興」のあり方についての指摘がありました。「公共事業主導の従来型復興政策ではなく地域の住民、団体、企業が主体となる復興(内発的地域再生)の重要性を語られたのが印象的でした。
資料ご希望の方はご連絡下さい。除本さんの近著『公害から福島を考える』(岩波)は全国書店で販売中です。2,600円(+税)。

◎7月、8月で3つのイベントを開催しました。過密スケジュールのため市民塾の8月例会(20日予定)はお休みとさせていただきます。

  9月は予定通り17日(土)となります。さらに「公害犠牲者合同慰霊祭は9月24日(土)開催となっています。
◎『空の青さはひとつだけ』好評販売中です。市内の書店、通販、ミュージアムショップにあります。売り切れる心配が出てきました。お早めにお求め下さい。詳細は090-3151-8971(伊藤み)で。

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