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市民塾通信「こちら市民塾」№30(5/8)
「STOP 浜岡」へあと一歩
5月6日夜 菅首相「中部電力へ浜岡原発全面停止を要請」との電撃発表(TVで緊急会見) 、翌7日各紙朝刊にて一斉に1面トップ、同日各紙夕刊で「中電受け入れへ」の見込み記事 、同日夜TV「中電 臨時取締役会で結論先送り」 翌8日各紙朝刊で同内容記事。しかし中電が即決できないのも無理からぬところですが、情勢からみて受け入れざるをえないでしょう。とかく「思いつき首相」とのヤユもされる菅氏ですが、これはともかく「英断」と言っていいのではないでしょうか。絶対に後戻りのないようにここはみんなで力を入れて後押しすべしと、今日は名古屋で3月以来2度目の「ぱれーど」。前回の(元)高校生に加えて「原発に不安を感じるママの会」の共催ということで、赤ん坊連れのヤングママなど若い女性がたくさん参加をしていました。のぼり旗にも「ママは 20ミリシーベルト 認めません!」などユニークなものがありました。人数は少なくとも1000人は越えているとみられます。約1時間半、暑いくらいの5月の日差しでしたが、昨日今日と全国各地でデモが行われているようで、福島原発被害者を支援するためにも意味は大きいと思います。
しかし、どうもマスコミの論調は「浜岡停止後の電力不足」が色濃いようで気になります。ここは一番これを機会に「エネルギー政策の転換を」「原発に頼らない生活の創造を」と、キャンペーンを張るべきではないでしょうか。
ところで、三重県レベルで言いますと、鈴木新知事は中電が3号機再開を表明した時(1日)、「中電幹部と会って懸念を申し入れる」と語ったのですが、それが9日に予定されています。、この段階でどのような内容になるのか気になるところですが、ここは絶対に選挙公約通りの毅然とした態度で臨んでもらわなくてはなりません。