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{tab=現地調査}3月1日(月)
共産党の市田忠義参院議員秘書や萩原集吉県議、加藤溝助市議などが、汚染データなどを改ざんしていた三菱化学と、関与していた子会社の三菱化学アナリテック社などを現地調査、四日市市環境保全課でも行政指導の状況などを聞いた。
{tab=汚染データ改ざん}3月3日(水)
汚染データ改ざんで、三菱化学四日市事業所は、県や市に、組織の見直しを中心とした再発防止策を報告した。改ざんしていたことについては、「親子会社の担当者間でのみ情報交換が行われ、組織としての抑止力が働きにくかった」などとする調査結果と、「環境管理部門を強化するため、新たに環境室を発足させる」対策をとるとしている。
{tab=シンポジウム}3月5日(金)
四日市市文化会館で三重県などが主催しての「低炭素社会シンポジウム」が開催され、寺島実郎氏の講演や三重大・朴慶淑学長補佐の分科会があった。これに並行して「みえ環境活動賞」受賞団体(四日市再生公害市民塾など6団体)の展示が第4展示室であり、市民塾は、市民塾活動パネルと、小学校5年生の四日市公害学習の語り部風景などの写真展示を行った。
{tab=定期修理}3月8日(月)
霞地区第3コンビの東ソーなど6社が、この日から、高圧ガス保安法、消防法などが定める点検のため、定期修理に入るにつき、4月23日まで、工事関係者などで周辺道路の混雑が予想(1日、5百~6百台の車が出入り)されることから、朝夕のラッシュ時間の回避や迂回路の利用を呼びかけている。(エチレンプラントの停止を伴う2年に1度の大規模な修理)
{tab=行政処分}3月10日(水)
食品メーカーの味の素東海事業所(第1コンビ内陸部)は、事故の通報やプラントの設備変更などを怠ってきた事例が少なくとも24件あり、県・市から行政処分と指導を受けたと発表。市消防本部の指示などを受け、事業所が2007年4月から2010年2月までを調べたところ、通報義務があった塩酸水溶液などの漏えいが8件、1993年から2007年までに5件あったことも分かった。山本倫哉所長は「人的被害はなく、工場外に影響がなければ通報しなくてもよいと考えていた」と無届の理由を語っている。
{tab=小学校統廃合}3月11日(木)
小規模校の統廃合を含めた学校規模の適正化で、この日開かれた市議会教育民生委員会協議会で、市教委は来年(2011年)4月に三浜小学校を塩浜小学校に統合する方針を明らかにした。「ーつの地域に1小学校、1中学校」を掲げ、三浜小学校に通う児童のうら、港中学校に進学する曙町、南起町の児童は浜田小学校へとし、それ以外は塩浜小学校とした。
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{tab=霞4号線シンポジウム}3月14日(日)
霞4号幹線と高松干潟を考える会が主催した「霞4号幹線と干潟を考える」シンポジウムか、四日市市総合会館であり、予想を超える100人程が参加。考える会の北島義信会長がコーディネーターとなり、柴田悦子大阪市大名誉教授など5人のパネラーが報告のあと、会場からの質疑意見発言があり、残念ながら時間制約で4時30分に終了した。
{tab=ガス化溶融炉問題}3月16日(火)
三重県環境保全事業団が運営する「廃棄物処理センター」ことガス化溶融炉が県内13市町と4広域団体のごみ焼却灰を処理してきたが、採算悪化や施設の劣化が想定以上に激しく、補修費などで08年度までの累積赤字が約28億円に上り、06年度からは県が年間5億円の財政支援を実施。処理料金を稼動当初の1トンあたり2万円から、07年度には3万5千円に値上げしたが、今後4年間も約40億円の補修費が必要で、11年度には事業継続が困難こなる見通し。このガス化溶融炉は2002年12月に約126億円をかけて建設。事業団は周辺住民にこのことを知らせ納得を得ずに着工、500メートルほどしか離れていない桜花台団地住民が、これに反対して訴訟を起こし、津地裁四日市支部で審理され、住民側は、今日ある状況、ダイオキシン対策の必要性はない、装置の不備、金くい虫、などを主張し続けたが、事業団側はこれに対し、ことごとく必要性を強弁、裁判所もこれを認め、住民側敗訴の判決を言い渡した。それが、今になって、住民側の正義が明らかになってきたわけである。さあ、環境保全事業団と県は、この失政にどう責任をとるのかが問われる。
{tab=公害裁判の教訓は?}3月19日(金)
四日市再生公害市民塾は、排水データ、後日、排煙データも改ざんを行ってきたことが発覚した三菱化学四日市事業所に、この日、市民塾メンバー6人と、公害訴訟原告患者の野田之一さんとで出向き、改ざんについての説明をうけ、不正行為に抗議、要求などについて、吉村所長(中途退席)や総務、技術担当などと質疑を交わした。化学側は、38年前の四日市ぜんそく公害訴訟の被告企業として「敗訴」したことなどについて無知、資料もあるかどうか分からない、ましてや公害裁判の教訓を学ぶこともないわけで、この点について市民塾から強く反省と歴史に学ぶことを要請した。そのあと、場内をマイクロバスでの案内があり、排水のクリークでパスを降りての現場視察を行った。裁判当時は、モンサント・化成・油化の3社で、立ち入り調査も個々であったが、現在では化学1社になり、工場敷地も広く、野田さんをして「裁判をやると言ったら、家族や親戚が、天下の三菱に勝てるわけが無いと言ったが、今日、構内を回り、親戚の言ったことがよう分かった」と感想をもらしていたが、なるほど、天下の三菱の感想は野田さんばかりではない。その三菱が?
{tab=スタディーツアー}3月24日(水)
名大大学院生の榊枝正史さんが、同大学院生ら5人を招き、四日市公害を学ぶスタディアツアーを初めて開いた。午前は四日市環境学習センターで、コンビナート工場の技術担当取締重役で退職した講師の講演でコンビ情勢を学び、塩浜小学校や磯津漁師町を訪ねる公害被害地での見聞など、若い人たらが企画・行動を起していた。
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{tab=産業廃棄物処分場}3月25日(木)
石原産業の産業廃棄物などを処理するための新小山処分場用地として、市有地を県の外郭団体である県環境保全事業団こ約3万9700平方メートルを約1億5千万円で払い下げる議案を可決した。
{tab=バリアー井戸}3月29日(月)
石原産業四日市工場敷地内で環境基準を上回る有害物葉が検出されている問題で、学識者4人による環境専門委貴会は、汚染した地下水の周辺への拡散を防ぐ「バリアー井戸」を設ける方針を立てた。
{tab=みえ環境活動賞}3月30日(火)
三重県庁で、「平成21年度みえ環境活動賞」の授与式があった。三重大の朴教授が委員長の審査委員会が、応募のあった40団体から四日市再生「公害市民塾」など6団体を選び、野呂知事から表彰状が渡された。市民塾については「四日市公害語り部」活動を認めた表彰。
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nobiyuku 2010年度、四日市の社会科副読本「のびゆく四日市」が改訂されました。その中の四日市公害に関する記述が大幅に増やされました。
 今後は、教師が四日市公害とどう向き合い、子ども達に学習させるべきかが大切になります。このような教師自身の研修をしっかりとサポートする体制を整えていく必要を感じます。

 これまで、市民塾では以下に記すように考えて、教育委員会と話し合いをしたこともありました。

 伊勢新聞と朝日新聞は、三重県環境保全事業団が経営する総事業費126億5千万円をかけて作ったガス化溶融炉を、経営の甘さなどから操業わずか7年あまりで運転を停止することとなった、と報じた。
 市民団体からは、この施設を使用しても、ダイオキシン処理にはなっていないと指摘され、必要ない施設を止めろと言われてきた。それは、市町の焼却炉から持ってくる灰がほとんどダイオキシンを含んでいなかったからである。

 さて、これまでにも、いろいろと物議を醸し出してきた三重県環境保全事業団とは
 ・・・以下「公害を記録する会」の資料より・・・

 1977年9月1日、設立 理事長は三重県知事(その後環境部長の天下り)、理事は、市長やコンビナートの工場長、事務局は、環境検査センターであった。産業廃棄物を捨てる工場、検査監督する行政が一緒である。

2010年3月19日

三菱化学株式会社様

四日市再生「公害市民塾」
代表澤井余志郎

申し入れ書

 今般貴社の子会社である三菱化学アナリテッタによる「排水汚濁に関するデータ」の改ざんが明らかになりました。しかもそれらは2006年頃からの記録として16件にも上るとされています。さらに「気汚染に関わる排ガスデータ」にも、200件を越える改ざんがあったことが報じられています。
 こうした改ざんは親会社である貴社の担当者が、指示をして行わせたものであるとの事実が判明しています。誠に許し難い行為と言わざるを得ません。
 38年前四日市公害訴訟の被告企業として厳しく断罪されていながら、このような事態を引き起こすというのは、判決の趣旨をないがしろにしていると言えるのではありませんか。
 詳しい数値は今のところ新聞報道などによってでしか把握できていませんが、以下の点につきまして、強く申し入れをさせていただきます。

1,一連の改ざん問題についての詳細な資料(時系列・項目・数値・場所)の公開・提供2,今後こうした事態を起こさないための改善策の提起(データ改ざんはもちろんのこと、基準値を超えるような廃棄物が出ないように)
3,四日市公害裁判における判決内容の全社員への周知徹底
4,排水などの検査およびデータ処理などは「子会社」ではなく、第三者的に処理の可能な会社ないしは機関に任せる
5,今回の「改ざん」問題について広く市民に謝罪する

以上

「環境再生まちづくり」会報より

{tab=2月2日}
県の外部団体『県環境保全事業団」は、石原産業四日市工場の産廃処分場を市内小山町に建設する工事で、産廃を搬入する石原産業の100%出資子会社「石原化工建設」を含む共同企業体に発注することを決めた。石原産業はニセリサイクル産廃フェロシル卜で刑事事件にもなった前歴があり、保全事集団もそれに係わっていたのに、入札に参加する、それを受け入れて建設を承認する事業団…。県知事は「ルールにのっとっているのなら排除できない」と言っているが、これは、ルール以前の県民感情を逆なでするルールである。

三菱油化四日市事業所が、工場排水の汚濁値を子会社に指示して改ざんしていたことに、田中市長が記者会見で、「三菱化学は四日市コンビナ-卜で最も大きい企業。市民の信頼も失うし、イメ-ジダウンも大きい」として、厳しい指導をすると述べた。

{tab=2月4日}
四日市で唯一の反公害団体と言っていい「四日市再生公害市民塾」が、三菱化学に「説明と現場見学についての申し入れ」をおこなった。石原産業の産廃場建設工事入札といい、三菱化学のデータ改ざんといい、市民・行政などが、無関心の様子のときにおきていることもあり、企業・行政・市民の三者は、いつも適度の緊張関係を保つことがなくてはならないとして申し入れた。これに対し、三菱化学は、全国からの問合せや、弁護士などの委員会立ち上げもあり、すぐには応じられないとしている。

{tab=2月5日}
東芝は、携帯電話やデジタルカメラの記憶媒体に使うNAND型フラッシュメモリーの国内工程を、今月11月をめどに四日市工場に集約すると発表。福岡県の生産拠点を閉鎖して四日市工場に新事業所をつくる。従業員400人は原則、四日市に配置転換するとしている。(朝日新聞記事)

「南部工業地域環境安全協議会」で、三菱化学の不祥事等数社の事故報告などがあった。その会合後、三菱化学の会食施設「菱友クラブ」で懇親会があり、酒やビールなどを伴う飲食をした。この協議会のメンバーは、企業、地元自治会長、四日市市(環境部、消防署)などで、三菱化学の排水データ改ざんが明るみに出たあとでのことであり、“改ざんで指導後酒宴”と新聞などで報道され、10日、田中市長が「タイミングが悪く、誤解を招きもうしわけない」と謝罪した。

{tab=2月8日}
石原産業四日市工場は、1月29日、プラン卜の配管が破裂して有毒の塩素ガスが漏れた事故で、「塩素ガス配管に水素ガスが混入し何かのエネルギーが作用して反応、小爆発により配管を破裂させた可能性が高い」との事故原因をあげている。石原は、市消防本部を通じて、県石油コンビナー卜等防災本部長である野呂昭彦知事に「異常現象報告書(第一報)」を提出した。事故直後「けが人はない」としていたが、物品納入者の男性が吐き気や目、のどの痛みを訴え、市内の病院で受診していた。

{tab=2月12日}
三菱化学四日市事業所が工場排水の汚濁値を改ざんしていた問題で、1月に発覚した改ざんのほかにも5件、数値の改ざん未遂などの不正があったとの中間報告を発表した。これに対し、市は15日、水質汚濁防止法に基づき、三菱化学に立ち入り検査を行った。県も、事業所が操業停止などで排ガスを測定できなかったとする66件について、大気汚染防止法に基づき検査した。市は、16日もひきづづき立ち入り検査を行った。

{tab=2月16日}
四日市再生公害市民塾のメンバーが、市環境保全課を訪ずれ、課長らに会い、改ざんを明らかにする、きつい指導を行うことを求めるとともに、馴れ合いを生じかねない企業各社担当者との酒食は今後は辞めるべきだと迫った。

{tab=2月19日}
三菱化学四日市事業所と子会社の三菱アナリテックが排水の汚染データを改ざんしていた件で、県は2社を3ケ月問の落札資格停止対象とし、市は4ケ月間の入札参加資格停止処分にした。四日市市は、アナリテック社に大気汚染や水質汚濁の監視測定など4件、約2500万の業務を委託している。

{tab=2月20日}
「NPO環境市民大学よっかいち」(代表・粟屋かよ子四大教授)が開催している「公害環境市民学校」の第5回は公害患者にまなぶで、磯津地区患者会の5人の役員、四日市患者会の事務局長、それに、子どもを守る塩浜母の会の代表などを講師に招いての講座で、磯津の患者で5人も顔を揃え、それぞれぜんそくの苦しみや病院の冷たいあしらいなどを本音で語ったのは始めてのこと。「わしらは、加害者か、被害者かjと野田さんの問いかけがあり、一つには市民運動の盛り上がりが無いことが、被害者患者の苦しみにおよんでいることをかえりみなくてはならない。

{tab=2月23日}
三菱化学工場排水の汚濁値を子会社のアナリテックに指示して改ざんしていた問題で、ア社は、すでに発覚した7件以外に改ざんが8件あったと市に報告した。つまり、恒常的に改ざんがされていたことになる。また、三菱化学は同日、排ガスの測定が法令に規定する回数で実施されていなかったなどのケースが、91件増えて157件に上ったと三重県に報告した。

“覆土で幕引き”を思わせる、三重県知事の大矢知産廃不法投棄量全国一の大矢知現地視察と、地元連合自治会代表らに謝罪があった。同席した四日市市長は「跡地利活用を地元や県、学識者と考えたい」と述べた。

{tab=2月26日}
前日の25日は伊賀市立友生(ともの)小学校5年生3クラス(合同ではなく1クラスごとの学習)でこれまでになかった公害語り部であったが、この日も、午前と午後かけもちの語り部。午前は津市立川合小学校5年生2クラス、午後は津市立渡瀬小学校5年生(8人)と4年生と、両学年の保護者との合同学習。両校とも津市立とはいえ、奈良県に近い一志町である。山本勝治マイカーに野田之一(漁師・訴訟原告患者)・澤井余志郎(記録者)が同乗しての語り部3人組。波瀬小には、伊藤三男(市民塾・高校教員)も参加しての顔ぶれで、波瀬小の教師は塩浜小にも勤務していた、母親は塩浜病院で看護師をしていた頃、入院中の野田さんをよく知っていて野田さんも親しんでいた看護師さんという、縁深い話になった。東海テレビが両校とも取材に同行した。{/tabs}

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